衛生管理 HYGIENE MANAGEMNT
徹底した衛生管理が美味しさの基本です。
当社では、と畜場や食品製造に関する法律や規則に基づき、
施設・設備の衛生と食肉製造の作業手順等について工程別に定めたマニュアルを整備し、
肉畜や原料の受入れから製品出荷に至る全ての工程で衛生と品質を管理しています。
当社のHACCPへの
取り組み
HACCP
秋田県食肉流通公社では、HACCPへの取り組みを徹底しています。
-
危険の特定と管理
製造過程で起こりうる危険を見極め、管理する方法を確立します。
-
ポイントの分析
肉の加熱や冷却の過程、清潔な作業環境の維持など、チェック項目を設定します。
-
監視と記録
問題が発生した場合に迅速に対処するため、作業や状況を定期的に監視し、記録を取ります。
-
社員への指導
社員に安全な作業手順や衛生規則に関する指導を徹底し、社内の食品安全への意識を高めます。
-
点検と改善
定期的な点検を通じて、問題点や改善の余地があれば対策を講じます。
入・退室時
チェック
-
1工場内に入室する際は、清潔な白衣と帽子を着用しエアシャワーを通ってサニタリーに入ります。
-
2サニタリーでは、粘着ローラーを使い着衣に付着したホコリ等を除去します。
-
3自動手洗装置で石鹸を使い手指を丁寧に洗浄し、ペーパータオルで水滴を拭き取ります。全身鏡で身だしなみを確認してから入退室チェックリストに記入し入室します。
-
4退室時は使用した内履きを洗浄します。
部門別
重要管理点
と畜部門
1 冷蔵保管工程(牛枝肉)
2 冷蔵保管工程(豚枝肉)
部分肉部門
1 金属探知機工程(部分肉)
内臓部門
2 金属探知機工程(内臓)
金属探知機は、定時にテストピースを通過させて正常に稼働するかを確認します。
加工部門
1 燻煙加熱工程
2 X線探知機工程
施設管理
-
給水から排水まで一貫して自社管理しています。使用する水は水量を確認し定期的に水質検査を実施しています。使用後は浄化槽でろ過し排水します。また、施設内は温湯を用いて機器等を洗浄し、清潔を保ちます。
-
工場内の照明は常に明るく保たれており、定期的な照明器具の清掃と照度測定により、安全で衛生的な作業環境を確保しています。また、施設や機械の点検と保守メンテナンスを実施し、衛生的で安定した食肉製造を支えています。
教育訓練・
衛生講習
当社では、従業員を対象に衛生教育や初任者衛生講習会を開催し、また、外部講師によると畜・部分肉処理指導等により、食肉の適正な取扱いや衛生的な処理方法を学び、知識や意識を高める取り組みをすすめています。
品質管理
(自主検査)
自主検査室では、枝肉及び各種製品、作業器具などからサンプリングし微生物検査を行っています。検査結果をもとに衛生管理が適切に行われているか、自社基準に適合しているかを確認しています。